2010/03/02

種村有菜「満月をさがして」 - 言葉にできないなら歌にして

このブログのテーマにはちょくせつ関係ないニュースだが、3月1日から現在まで、2ちゃんねるのサーバが落ちている。自分がちょっと勉強さしてもらっている、『ブログ板』も見れない。
これがなんでも、韓国からのサイバー攻撃のせいだと見られているそうで。それも数万の人々が、申し合わせてF5キーでリロードしまくっての攻撃だとか(!)。
そんな…まさか…指が疲れちゃうでしょ。そうして半日以上たってもサーバが復活しないところをみると、さすがにそんな手動の攻撃じゃないように思えるけれど?

参考リンク:『韓国からのサイバーテロにより 2ちゃんねる"陥落”』

そして上のリンク先の情報によると、日本の2ちゃんねるユーザーもいろいろと韓国側に反撃を試みているようなのだが。しかし、ぜんぶ撃退されたり空ぶったりしているのがどうにも…。
が、そんなことより筆者は、リンク先のブログのトップバナーのキャラクターが≪神山満月(こうやま・みつき)≫だってことに、軽く衝撃をこうむったのだった(3月2日・現在)。
それは種村有菜「満月をさがして」(2002, りぼんマスコットコミックス, 全7巻)のヒロインなんだけど、いまどきそんなところでりぼんのヒロインにお目にかかるとは思わなかった。これは美談かもしれない。

 『あなたのことが 私もすきです
 あのとき 涙につまって
 言えなかった 言葉
 今 歌にして 歌うから
 空を見上げて ねぇさがして
 かすかに 光りはじめた フルムーン
 いつか あなたの道を 照らしたい
 あたたかさで つつみたい
 大きな夜に 小さな満月(わたし)
 どうか みつけて』(「満月をさがして」第1巻, p.38-39)

やべぇ、久しぶりに見たら、よすぎて泣けてきた。余命1年の満月ちゃんがこんなきれいなことを言っているのに、大きなお兄さんたちは何をしているの? 永遠に生きられるとでも思っているの? 向こうの韓国でも「満月」の本は出ているそうなのに。

ところで急に話の方向性が変わるのだが、2ちゃんねるが見られない代わりに『Shining Award』というサイト(「勝手に今日輝いていたレス大賞」スレのまとめ)を見に行った。これがもう大量のデータがあるものなので、1日に数ページずつ読んでいるんだけど。
するといきなり、次のような一種のこばなしが見つかったのだった(→ここから引用)

 ガッツ石松にインタビューがあった。
 アナ:「好きな数字は何ですか?」
 ガッツ:「ラッキーセブンの3!」

…筆者はこういう、どういう説明のしようもないようなギャグは、大好きだけどあんまし好きじゃない。ただし『でたらめ出まかせっぽい数字には必ず意味がある』のテーゼにより、お話の中のガッツさんが、ラカン系のマジックナンバーの『3』という数字を出しているのがゆかしいな、と。
『3』といえば『∴』のようなもようをわれわれは、≪ファルス(象徴化されたペニス)≫と解釈するが…。この場合はペニスと睾丸を合わせてなのだが、しかしこれまた満月ちゃんには聞かせたくない話なのでこのへんで!

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