2010/10/02
桜井のりお「みつどもえ」 - 第10巻の感想文、パンツってすごい。
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桜井のりお「みつどもえ」第10巻の感想文、ほんのひとことだけ。
いまに始まったこっちゃないけど、そしてオレなんかが堅苦しいことを言ってもしょうがないけど。…にしても、パンツの話題が多すぎるんじゃないかとは思った。
ただし、パンツの話題を描いたらまんがになるってもんでもなかろうなので、この「みつどもえ」も、第10巻までパンツ話を重ねて、こちらの作者さまのパンツさばきもそろそろ殿堂入りクラスかなと、そこらはリスペクトしつつ。
にしても、ネタとしてのパンツってのはすごいもんだ。何せ誰でもはいているし(はいてない人いないよね?)、それほどに高価でもなく、買おうと思えば誰でも買える。という大したものでもないのに、しかし無限のファンタジーがその中に内包されているとは?
…それはもちろん、人間らの想像力がすごいのだが。
ここでへんなこと言い出すけど(いつものように!)、前に自分は図書館の『不要本交換コーナー』で、バルザックとかスタンダールとかの名作をいろいろもらってきた。で、それを読んだかって、ほとんど読んでません(きっぱり)。
オレとかよりも読書力の高い方々が、死ぬほど字ばっかの本をぺらぺらと眺めて、そして『何か』を受けとることができる。と同じように、パンツ力の高い方々は、その何でもない布を見ていろいろな『何か』を受けとれるのだろう。要は、リテラシーの問題カナ?
で、そのおパンツらとは≪ファルスのシニフィアン≫に他ならぬ…なんてつまらぬことは、この記事にては申しません。おパンツまんが、いいんじゃないでしょうか?
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